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フレキシブルな自動組立ラインを実現するヒト型ロボット「NEXTAGE」
第5回ロボット大賞「次世代産業特別賞」を受賞

■ 概 要 ■

川田テクノロジーズ株式会社【東証・大証一部上場:3443、本社:富山県南砺市、代表取締役社長:川田忠裕】のグループ企業である当社(ロボティクス事業部)は、2012年(平成24年)10月10日に発表されました第5回ロボット大賞(主催:経済産業省/一般社団法人日本機械工業連合会)においてグローリー株式会社【東証・大証一部上場:6457、本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長 尾上広和】とともに「次世代産業特別賞」を受賞いたしました。
今回、当社とグローリーが共同構築した自動組立ラインは、汎用的なロボットである「NEXTAGE」を用いることで、設備設置のリードタイムと設備投資額を抑えながら多品種変量生産にフレキシブルに対応できる「ものづくり日本の復活」に貢献する次世代の生産ラインになります。

■ 背 景 ■

 

日本の製造業は現在、急激な円高などの影響で生産設備の海外移転を加速させています。日本は少子高齢化による労働人口の減少も進んでおり、中長期的にも競争力のある「ものづくり」を実現できなければ、産業の空洞化が起こりかねないとも言われています。
グローリーでは、部品点数が多く細かい組立作業が必要である通貨処理機の新しい生産ラインを、セル生産方式でヒトの作業をそのまま引き継げる可能性のある、上半身型のロボット「NEXTAGE」を活用して構築しました。「NEXTAGE」の導入により、多品種変量生産にフレキシブルに対応しながら、商品の品質安定化を可能にする、画期的な生産ラインが実現されました。
高度な量産技術を誇るグローリーと先端的なロボット技術を持つ当社ロボティクス事業部が密接に協力し、双方の強みを持ち寄ることで日本国内に生産活動を残すひとつの道筋が実証されました。

 

当社とグローリーのチャレンジは、ヒト型ロボット「NEXTAGE」によるフレキシブルな自動組立てラインがさらに強化され、日本の「ものづくり」の革新につながる大きな一歩になるものと確信しております。


組立作業を行う「NEXTAGE」

NEXTAGEの詳細については、専用サイト(http://nextage.kawada.jp/)をご覧下さい。

お問合せ先

〒321-3325 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台122-1
ロボティクス事業部 営業部
Tel:028-677-5737
e-mail:nextage@kawada.co.jp