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次世代産業用ロボット「NEXTAGE」
2013年グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」を受賞

概 要

 川田テクノロジーズ(本社:富山県南砺市、代表取締役社長:川田忠裕、東証1部3443)のグループ企業である当社ロボティクス事業部の製品「次世代産業用ロボットNEXTAGE」が、2013年(平成25年)10月1日に発表されました2013年グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)においてグッドデザイン・ベスト100を受賞いたしました。
 詳細につきましては「グッドデザイン賞サイト(http://www.g-mark.org/award/describe/40531)」をご参照ください。

内 容

 グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数は40,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
 「グッドデザイン・ベスト100」は、本年度全受賞対象の中でも「明日を切り拓く力をもったデザイン」「未来を示唆するデザイン」として、「成熟分野での高度なものづくりが実践されている」「成長分野でのデザインの可能性を示している」などの観点から、とくに高い評価を得て選出されました。

2013年グッドデザイン賞グッドデザイン・ベスト100受賞
次世代産業用ロボット「NEXTAGE」



審査委員の評価

 製造現場に導入されているロボットといえば、流れ作業のライン上に配置されたロボットアームが主流だが、NEXTAGEは流れ作業ではなくセル方式の生産現場に適応するために考案された新しいコンセプトのロボットだ。NEXTAGEは人間を模した上半身の構造を備え、本来、人間が立って作業をするセルの中に設置される。ヒューマノイドロボットのデザインにおいては、「それがなぜヒト型である必要があるのか」という部分が常に問われるが、NEXTAGEにおいてはその理由が非常に明快である。セルのサイズや部品配置などは人間の体の寸法に合わせて作られているから、それに適応するためにはヒト型の形状が都合がよいのだ。NEXTAGEは、変種変量生産における効率化という製造業が避けることのできない課題を、ヒト型ロボットというアプローチで解決している。

お問合せ先

栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台122-1
 ロボティクス事業部 営業部
 Tel:028-677-5737
 e-mail:nextage@kawada.co.jp