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  • 初心と志を忘れずでも柔軟に
  • 川田工業株式会社 代表取締役  社長 川田忠裕

「安心で快適な生活環境の創造」を理念とする川田工業は、
独創自立の精神で、培われた実績と技術をもって、
新しい時代のチャレンジャーとして、これからも社会に貢献していきます。

川田工業が必要とされる理由 ― 技術の川田

川田工業は1922年に川田忠太郎が川田鐵工所を興したことから始まり、その歴史はもうすぐ100年に届こうとしています。世代を越え、幾多の荒波をのり越えて、今では世界トップレベルの技術を誇る企業に成長することができました。海や川をまたぐ長大橋や高速道路、超高層ビルやタワー、巨大なドームスタジアム、大規模な物流センターや工場などの建設プロジェクトに、独自の技術を発揮しています。それらはすべて、生活する人、働く人、スポーツやレジャーを楽しむ人など、あらゆる人が利用する『社会文化インフラ』であり、私たちの事業活動の使命は「安心で快適な生活環境の創造」です。これからも鋼構造物のエキスパートとして、そして新しいことに果敢にチャレンジすることで技術を磨き続け、社会に貢献していきます。

日本初・世界初が生まれる理由 ― 人の川田

川田工業の社訓は『誠実 技術 確実』。この精神は創業当時から現在に至るまで、脈々と受け継がれています。中でも『誠実』が初めにあることが、「人の川田」と言われる所以。当社の社員は皆、とても真面目ですが、その中に人情がある。お客さまが困っていたら、何とかしてあげたいと思い、損得抜きでやってしまうようなところがあります。お人好し過ぎるかもしれませんが、この『誠実』のカルチャーは大切にしたいと思います。 また、当社の強みは現場力。橋梁、鉄構、建築の各部門の、営業、設計、製作、施工、管理のそれぞれの現場で、改善活動やQC活動が盛んに行われています。いかに安全に効率よく『確実』な仕事ができるか、皆でアイデアを出し合い、現場を変化させているのです。そこから新しいアイデアが生まれ、競合との差別化につながったものもあります。 川田工業がお客さまに頼られ必要とされる理由は、まさに「人」にあるのです。

チャレンジ精神で時代に応える ― これからの川田

川田工業には、日本一、世界一、そして日本初、世界初の実績が多数あります。これは私たちのチャレンジ精神の賜物。難題にぶち当たったら、「だったら、どうする?」と知恵を絞って、壁を乗り越えてきました。もちろん失敗もたくさんありましたが、挑戦したからこそ、そこから多くを学び、今の我々があるのです。現在、川田グループでは、川田工業が鋼構造物と建築分野を担い、川田建設をはじめとするグループ各社がPC構造物、橋梁補修保全事業を行うことで、社会生活基盤の一端を支えています。また、業界に先駆けて1970年代から導入したコンピュータ部門が独立した川田テクノシステムは、現在、iConstructionの中心的な役割を果たす企業になっています。近年では航空事業にチャレンジしたことをルーツとする協働型ロボット事業や、社内の業務改善活動から生まれてきた環境事業などにも力を入れています。これからも、川田グループ各社が持つ技術力を結集して、来るべきSociety5.0時代に応えるべく、そしてグローバル展開も念頭に挑戦を続けていきます。「今までにない、すごい建造物をつくりたい」「歴史に残る橋を設計したい」「海外で活躍したい」。そんなチャレンジ精神旺盛な若者に期待しています。